カウンセリングについて

はじめの一歩

カウンセリングを受けるという決断は、簡単ではないかもしれません。しかし、それはとても大切な一歩でもあります。忙しく変化の速い日常の中で、カウンセリングは立ち止まり、自分自身を振り返るための大切な時間を提供します。誰しも、時には自分の持っている力だけでは対処しきれないような困難な状況に直面することがあります。

カウンセリングはどのように進むのですか?

カウンセリングは、安心してお話しいただける安全な場で行われます。あなたは尊重され、自分のペースで考えるための時間が設けられます。
助言を与えられるというよりも、あなた自身の見方を大切にしながら、これからの道を見つけていくために役立つことを一緒に探っていくプロセスです。

カウンセリングを通じて、次のようなサポートを得ることができます。

  • 大切な決断について整理し、答えを見つける
  • 対立や葛藤の中で、前に進むための糸口を見出す
  • 過去のつらい経験と向き合う
  • 問題を新しい視点から見直す
  • 自分らしく生きることを妨げているものを探る
  • 喪失とともに生きる方法を考える
  • 自分の価値観や大切にしていることを尊重しながら、変化と向き合う

セッションの回数について

短期(1〜6回)から長期(6回以上)のカウンセリングまで、さまざまな期間に対応しています。セッションの回数や頻度は、状況や目的によって個人差があります。
通常は初回のカウンセリング終了後に、おすすめの回数についてご提案いたします。
ただし、ご提案が経済的に難しい場合もあるかと思います。そのような場合には、状況に合わせた進め方や頻度について柔軟にご相談いただけます。
例えば、セッションの間隔を少し空ける形でも、十分に効果的な場合があります。

守秘義務について

ニュージーランド・カウンセラー協会(NZAC)の倫理規定に基づき、すべてのカウンセラーは各セッションの内容を簡単な記録として残すことが求められています。これらの記録は、カウンセラーとクライアント双方にとって、カウンセリングで扱った重要なテーマを振り返る参考となります。

ノートは安全に保管され、あなたに関する口頭または書面の情報が、あなたの明示的な同意なしに開示されることはありません。
ただし、ご本人または他者の生命や安全に深刻な危険がある場合には、その情報が第三者に共有される可能性があります(できる限り、事前にご本人の同意を得るよう努めます)。

詳しくはNZACのウェブサイトでご確認いただけます。

ス ー パ ー ビ ジ ョ ン

質の高いサービスを提供するため、ニュージーランドでは定期的にスーパーバイザーと面談しカウンセリングの仕事について話し合うことが義務付けられています。スーパービジョンではクライアントが話した内容ではなく、私の実践に焦点が当てられます。スーパービジョンの振り返りの一環としてカウンセリングの録音を使うこともあります。あなたの名前を使うことがありますが、決して本人が特定されないよう注意をしています。

サービスにご満足いただけない場合

常に専門的で質の高いサービスを提供することを心がけておりますが、もしサービス内容にご不満を感じられた場合は、どうぞ遠慮なくお知らせください。

問い合わせ

Location

Hamilton, New Zealand